「近江牛肉 総本家 肉のあさの」は明治30年、近江八幡の地にて近江牛専門問屋「淺野畜産」として創業いたしました。
以来約百二十年に渡り、血統にこだわり選び抜いた近江牛の卸・小売をひとすじに。
お客様の食卓に笑顔を咲かせたい。
その想いを胸に、今日も職人たちが手ずからお肉をお届けしております。
肉のあさのと近江牛との関わりは明治三十年、創業者浅野弥五郎が滋賀県蒲生郡桐原村(現在の近江八幡市内)で農耕牛を扱う家畜商として独立創業した頃に始まります。
創業当時は農業に欠かせない労働力であった農耕牛を供給し、退役した牛を肉牛として肥育・販売を行っておりましたが、戦後の経済復興とともに食用牛肉の需要が増え、弊社の仕事も食肉卸し業に移行していきました。
昭和26年に滋賀の集荷業者と東京の仲買業者で「近江肉牛協会」を組織。日本で最初のブランド牛「近江牛」の宣伝、普及を推し進めることになります。
このような時を経て「近江牛 総本家 肉のあさの」は現在まで近江牛一筋に携わってきました。代々受け継がれてきた、牛を見る「目利き」、肉を見極める「目利き」を何より大切にして近江牛をお客様にお渡ししています。